お手入れの仕方
ランドセルのお手入れ方法は、ランドセルの素材によって少しお手入れ方法が違います。
汗や雨で濡れた場合
子どもが毎日、学校へ持ち歩くランドセルですから、雨に濡れることも良くありますし、
暑い夏は汗で肩紐や背中の部分が濡れる場合もあります。
ランドセルが濡れてしまった場合、どの素材のランドセルも乾いたタオルでふいて日陰で干して乾かすようにしましょう。
そして、10日に1度くらいの頻度で専用のクリーナーやシリコン液などで全体を拭くようにするとさらに効果的です。
濡れたままの状態で放置してしまうと、硬くなってしまったり、ひび割れの原因となることもあるので適切なお手入れが必要となります。
汚れが目立ってきた場合
汚れが目立ってきた場合は、こまめに汚れを落としてワックスやシリコン液などをつけるとキレイな状態を維持することが出来ます。
天然皮革のランドセルは、専用のクリーナーで汚れをとったあと、布などにシリコン液やワックスをつけて吸湿性の良い布で磨くと革の表面がコーティングされた状態になり傷や汚れにも強くなります。
合成皮革のランドセルは、上記の土屋鞄オリジナル・皮革用クリーナーでもいいですが、中性洗剤で汚れをとったあとに、固く絞った布で洗剤を落とすように水拭きをしても大丈夫です。
その後、天然皮革と同じようにシリコン液やワックスをつけて傷や汚れの防止を行います。
どちらも、汚れたなと思ったら早めにお手入れすると汚れ残しがなくキレイな状態を維持することが出来るようです。
内側も忘れずに
ランドセルは、外側だけでなく内側も汚れるものです。
定期的に中を覗いて、出し忘れのプリントや給食のパンがランドセルの隅にぐちゃぐちゃになっていないかなどのチェックをすると良いですね。
1年生のランドセルカバーの注意点
1年生は、1年生だとわかるように安全面を考え入学式の時に専用のランドセルカバーを支給されます。
しばらくの間はカバーをつけての登校になりますが、ビニール製のため、ずっとつけたままの状態で過ごすといざ外す時にランドセルの表面を傷つけてしまうこともあるので週に1度は取り外すようにすると良いようです。
ランドセルは、丁寧にメンテナンスしていくことで小学校6年間良い状態で使うことが出来るのでお手入れはマメに行うと良いですね。